前回の特集では、「作業効率・品質向上への取り組み その1(作業場改善編)」についてお伝えしました。
今回は「作業効率・品質向上への取り組み その2(品質向上編)」をお伝えいたします。
みなさん、こんにちは。
梅江製材所の梅江です。
何度かブログなどでも取り上げてきましたが、5月末ごろに新型のうづくりマシーンが製材所にやってきました。
仕上がりが格段に向上したうづくりですが、お客様からも早速ご注文をいただき非常にうれしく思っています。
この特集を見てくれているお客様は既にご承知かと思いますが、うづくりは通常のフローリング材とは違い、その独特の形状から、下記のような効果があります。
こちらが設置したうづくりの機械の様子です。これまでの機械に比べて5~6倍大きくなりました。
以前広島までうづくりの機械を見にいったことがキッカケにはなりますが、仕上がりの良さに惚れ込み、このクオリティのものをお客様に提供したいとの思いで今回の導入に繋がりました。
また、これまでは1枚ずつしか板を入れることができませんでしたが、新しい浮造りマシーンでは最大4枚まで一度にうづくり加工をかけることが可能となりました。
作業効率アップに加え、これまでできなかった部材への浮造りの対応も可能となっています。
今後の新しい商品開発にもチャレンジしていきたいと思います。
うづくりはサラッとした足触りや適度な凹凸が心地よいとのお声をいただいており、これまでのうづくりもお客様からは非常にご好評をいただいておりました。
今回新しいマシーンを導入したことで以前のうづくりマシーンで制作した床材と新しいマシーンで削った床材を拡大して撮影したところ意外な事実が分かりました。
左側がこれまでのもの、右側が新しいものになります。
左側:細かい縦の線(ブラシ跡)が数多く見えます。
右側:ブラシ跡がなくなり非常に滑らかになっています。
拡大してみてもわかるように、ブラシの跡がなくなり、あからさまに滑らかさが向上しています。
また滑らかさに加え、きめ細やかさが向上したため見た目も美しく、非常に高級感がでる作りになりました。
※ブラシの拡大写真です。こちらが高速で回転して溝を掘っていきます。
見た目にも凹凸があるため、お客様から「ひざまずいたら痛そう」だとか「跡が付きそう」なんていうお言葉を頂くことがあります。
これまで数多くのうづくりの板の販売の実績がありますので、都度お声をいただき深さの調整などを行ってきました。
また地元の工務店などとも協力し、住宅材としての利用の場合の彫りの深さなど、ご意見をいただきながら調整しています。
ご希望の場合は通常よりも浅く彫り、凹凸を少なくすることも可能ですので、その場合はご購入前にご相談ください。
これまでもこちらの特集でうづくりをテーマにした内容を掲載してきましたが、利用者の声もぜひ参考にされてください。
梅江製材所では、ご購入いただいた商品で施工された写真などをブログなどでもご紹介させていただいております。ぜひ皆様も、ご自慢の施工実績をおくってくださいね!
梅江製材所では、ご購入いただいた商品で施工された写真などをブログなどでも
ご紹介させていただいております。ぜひ皆様も、ご自慢の施工実績をおくってくださいね。