前回の特集では、「選ぶ前に見ておくと非常に役立つ、フローリング、羽目板に最適な塗料の選び方」とついてお伝えしました。
今回は「無垢フローリングの貼り方、並べ方」をお伝えいたします。
みなさん、こんにちは。
梅江製材所の梅江です。
DIYユーザーの方の多くは、リビングやキッチン周り、各部屋などの床や腰板をご自身で羽目板やフローリング材を購入されて貼っていかれる方がほとんどだと思います。
創作するだけでも楽しいDIYですが、フローリングは色や木目を楽しむだけでなく、貼り方を変えるだけでも印象がかわるため、部屋の雰囲気や与える印象に合わせて貼ることができるのが特徴です。
今回は代表的なフローリングの貼り方と並べ方をご紹介したいと思います。
初めてフローリング貼りをされる方でもおすすめなのが乱尺張りです。
長さが一定ではないフローリングの材料を用いることで、結果的に乱尺張りになります。
規則的になりがちな定尺張りですと、合板を張ったような印象になりやすいため、無垢のフローリングを使用する場合は無垢らしさがでるため人気の貼り方です。
一定の長さのフローリング材を半分ずつずらして貼っているものを「りゃんこ張り」といいます。
フローリングのつなぎ目が互い違いになっていることから「レンガ張り」とも呼ばれています。
木口のつなぎ目を直線上に合わせることで整然とした印象をあたえることができます。
こちらも定尺張りの種類になりますが、一定の長さのフローリング材フローリング材を、一定の間隔でずらして貼る方法をずらし張りといいます。
名前の通り、壁に対して斜めに貼っていく方法です。斜めに貼りあげていくため。床の独自性を強調した、動きのある空間に仕上げたい場合に最適です。
また、隣同士の空間の区切りを演出する際にも有効で、空間のデザイン次第でおしゃれに仕上がります。
市松模様のようにフローリング材の向きを交互に張り替える方法です。
明治・大正時代にこの寄木張りが採用されたことからクラッシクな印象を与えます。
見た目がニシンの骨ににているということから名付けられたヘリボーン張り。
明治・大正時代にこの寄木張りが採用されたことからクラッシクな印象を与えます。
同じ長さのフローリング材をすだれのように接合面をそろえて貼る方法です。
天井によく利用される張り方ですが、この手法を床張りにも採用しています。
いかがでしょうか?
フローリングは同じ材料を使用していても、張り方一つでデザインの幅が大きく変わってきます。
この張り方がいい!と思って選んでみても、完成したらイメージと違っていたという話はよくある話です。
フローリングはパーツだけ見て決めると大きく印象が変わります。
なるべく多くの実例をご覧になって、イメージを固めていくのがおすすめです。ぜひ自分の理想にあった張り方を見つけてみてくださいね。
梅江製材所では、ご購入いただいた商品で施工された写真などをブログなどでもご紹介させていただいております。ぜひ皆様も、ご自慢の施工実績をおくってくださいね!
梅江製材所では、ご購入いただいた商品で施工された写真などをブログなどでも
ご紹介させていただいております。ぜひ皆様も、ご自慢の施工実績をおくってくださいね。